Column コラム

20 July 2017

“気分が上がるトータルコーデ”できものを楽しもう!きもの雑誌「きものSalon」編集長 古谷さんに学ぶ『きものに合わせる腕時計の選び方』

Rosemont

 この夏浴衣で夏祭りデートやイベントに参加する予定の方も多いのでは?ここ数年、普段から和装を楽しむオシャレな「きもの女子」が増えていますよね。「きものは特別な席でしか着る機会がない」という方でも参考になる腕時計の選び方を、きもの好き必見のきもの専門誌「きものsalon」の編集長 古谷尚子さんにうかがってきました!

ハレるきもので気分が上がる着こなしを

– 本日はよろしくお願いいたします。お召しになっているおきもの、とても素敵ですね。

 ありがとうございます。季節柄、爽やかな色目のものがいいかなと思って選びました。江戸小紋ですかとよく言われますが、加賀小紋という型染めのきもので、石川県の坂口幸市さんの作品です。二枚白といって型紙を二枚使って染められているんですよ。工房へ取材に伺ったときにその技術に感動してしまい、色と型を選んでつくっていただいたものなんです。こんな色ばっかりだねってよく言われるんですけど(笑)。私のテーマカラーです。

– 華やかで綺麗な色ですね!明るい感じの色がお好きということでしょうか。

 そうですね、私の場合あまり濃い色や地味な色だと落ち着いてしまうので。せっかく時間と労力をかけてきものを着るからにはハレきものかシャレきものを、と心がけています。読者の方にも『気分が上がる』きものや帯と小物の合わせ方をおすすめしています。

– きものと小物の合わせ方と聞くと、とても難しそうに感じてしまうんですが、小物を合わせるときのポイントってなんでしょうか。

 素材感を合わせる、世界観を合わせる、などいくつかポイントがありますが、意外と重要なのは帯締めの色合いです。1cm〜2cmの幅しかない帯締めひとつで、全体の雰囲気が全く変わってしまうんですよ。例えばこのきものに薄いピンクの帯締めを合わせるとはんなりするし、もっと濃い色の帯締めを合わせるとシャープにまとまりますよね。今日は効かせ色に紺色を入れてみました。時計のベルトも帯締めと同じような効果があるかもしれませんね。

 

和装のときこそ上品な仕草で時間確認を

– 古谷さんはきものをお召しになる際、時間確認はどうしていらっしゃいますか?

 ふだんは腕時計を着けてますが、たとえばお茶席に行く際は腕時計ははずします。茶器にぶつけて傷つけてしまわないよう、指輪やアクセサリーはしないですし、帯留めも着けないんですよ。

– そういうマナーがあるんですね。勉強になります。ところで「きものには懐中時計」というイメージがありますが、なかなか懐中時計まで揃えるのは難しいですよね。だからと言って和装用のハンドバッグから携帯電話を取り出して時間確認をするのは、せっかくのきもの姿がもったいない!

 やっぱりきものを着たときの歩き方とか袖の振り方とかそういう仕草って重要だと思うんです。それを含めてのきものなので。このRosemontの時計は小さくてベルトも細いのできものに合いそうな感じがありますよね。邪魔しないというか、ちょうど良いバランスですごく素敵。リューズが小さめなところもいいですね。きものを着るときは、なるべく引っかかりの少ないものを選ぶ方がいいかなと思います。

 

色合いと世界観、そして質感を合わせることがポイント

時計:左からRS#7N-01 MT、RS#5-03 MT 帯:永井織物

– 本日のおきものに合わせて時計をふたつ選んでいただきましたが、それぞれのコーディネートのポイントはなんでしょうか。

 このメッシュバンドの時計(※RS#5-01 MT)は、帯の織りの質感と合いますよね。つや消しのおちついたゴールドが全体のコーディネートととても合うと思います。小ささくて軽いので気にならないところもいいですね。時計を着けるときは、きものに馴染むものをした方が悪目立ちせずトータルで美しく見えるのではと思います。

– このRS#5シリーズのメッシュベルトはドイツのジュエリー工房で編みあげられている特別なものなんです。光の当たり具合によって上品に輝くんですよ。おきものに特に合わせていただきたい時計ですね。

時計:RS#40-03RM LVO

 なるほど。伝統工芸品であるきものとリンクしているところがあるのかもしれないですね。この時計(※RS#40-03RM LLG)も素敵。シンプルなアンティーク調のデザインと直線的なラインがきものに馴染むと思います。ワニ革のベルトの質感もいいですね。

– この本ワニ革のベルトはレバー式になっていて、自分で簡単に交換できるんですよ。

 すごい!きものの色に合わせて簡単にベルト交換ができてしまうとは最強ですね。洋服のときときもののときでベルトを替えることもできますね。ベルトの値段もリーズナブルで嬉しいです。ベルトだけ何色も揃えたくなります。

 

ジュエリーを身につけるように、きものを着て自分を格上げしよう

Rosemont Nostalgia N008-YWR LAB 帯:夢訪庵

– それでは最後に、きものの魅力を教えていただけますでしょうか。

 洋服と比べてきものを着るのは大変ですが、帯や小物を選んだり、着付けをしたりする時間そのものを楽しむことがきものの醍醐味。人に喜ばれたり自分を変えてくれたり、何よりお祝いの席などではその場への敬意を表現できるチカラがあるんです。

 海外へ旅行に行くときにきものを持って行って着るととても喜ばれますよ。きものは日本人の女性を格上げしてくれる最強の武器だと思ってます。色々な人の技術と伝統でつくられているきものは、もうすでに工芸品として成り立っているもの。そういう意味でジュエリーを着ているようなところがありますよね。きものは自分に自信を与えてくれる、そこが一番の魅力だと思います。

– きものの方がいるだけで場が華やかになりますよね。

これからもそんなきものの良さを皆さんに体感していいただけるよう、少しでもきものを着る人を増やしていけるように、いま着たくなる素敵なコーディネートを美しいビジュアルで提案していきたいと考えています。

– ありがとうございました!

家庭画報特選 きものsalon 最新号はこちら

1981年創刊。今話題のきものやコーディネートテクニックに加え、産地の情報や歴史など文化的な知識も学べるきもの雑誌。年2回(2月・8月)発行。2017年8月、和のセレクトECショップ「和美人百貨店」をOPENさせる予定。

きものsalon www.kateigaho.com/kimono
ECサイト 和美人百貨店 kgwabijin.jp

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